どうも、東南アジアに行くと現地語で話しかけられるソース顔男です。
今回は、前回紹介したツアーの詳細について書いていきます
【メノムンの巨像】
まず初めに行ったのは、ここメノムンの巨像。
ここは今にも崩れそうな巨像が立っている。少しレリーフが残っていた。
右の像が夜明けになると音が鳴るとか…(修復して今は聞こえないらしい)
【ハトシェプスト女王葬祭殿】
「最も高貴なる女性」という意味を持つ古代エジプトにおいて唯一の女王、ハトシェプスト女王の葬祭殿ということもあり、スケールがすごい。
入場していきなり、歩きではしんどそうな長い上り坂が現れる。そして、なぜか2EP(約14円)という破格の値段で乗れるミニトレイン。お金取るならもっと取ればいいのに…とか思いながら乗車。
数分すると、葬祭殿の長い階段前に到着した。
このあと、およそ25分の自由時間。いや、そもそも本殿に着くまでに5分かかるやんとか思いながら、速足で見ていく。
岩壁に佇むハトシェプスト女王葬祭殿。レリーフの状態もよかった。
ハトホル女神の礼拝堂には、ハトホル女神の顔の柱(ハトホル柱)があった。
20分という短い時間だったため、レリーフの写真を撮るので精一杯。
最初から一人で行けばよかった…
【王家の谷・ツタンカーメン王の墓(3か所)】
ハトシェプスト女王葬祭殿を離れた一行は、王家の谷にやってきた。
ここには65の墓が発見されており、ファラオの墓場になっていた。
ガイドさんにおすすめされたのは、ラメセス9世、メルエンプタハ、ラメセス3世だった。(マップでいうKV6・KV8・KV11)どれも状態がよく、勧められる理由が分かった。
≪ツタンカーメン王の墓≫
もちろん真っ先に行くのはツタンカーメン。
時間がないので、外に書いてあることは読んでいられないので写真をぱしゃり。
チケットを見せて、いざ入場。「カメラは?」と問われる。
しかしここで発動、エジプトの謎ルール『スマホはOK』
いや、これもカメラやで…
記念になるので、もちろん撮影。
こりゃすごい。ほぼ完ぺきにレリーフが保存されていた。
壁には、夜の12時間を表す12匹のマントヒヒや口開けの儀式を行うアイ(後継者)
そして振り返ると、彼のミイラが横たわっている。(ツタンカーメン王様、下僕の私めが写真などを撮ってしまい申し訳御座いませんでした。)
今回エジプトにいって、人生で初めてミイラを見たけど結構怖い。
でも、この人たち2000年どころかそれ以上も前の人と考えると本当にすごいけど、もっと怖くなる笑
≪メルエンプタハ王の墓≫
次に行ったのはラメセス2世の後継者メルエンプタハ王の墓へ行く。
スカラベやアヌビスのレリーフなどきれいなものが見受けらえた。
途中には、アヌビス神、セト神など神様が並んでいる。
突き当りまで行くと、広間のように大きな空間に出る。ここにメルエンプタハは眠っていたのだろう。
とても大きな空間に加えて、巨大な石棺。
デカすぎる。時間もあるから巻きで次へ。
≪ラメセス9世の墓≫
ラメセス9世は、ラメセス3世の孫にあたる。彼が、即位したことで衰退していた王権に一時的な安定がもたらされた。マイナーな人かもしれないが、ファラオに変わりない。
この墓はメルエンプタハの墓と比べても、とても状態はいい。(なぜか船に乗っているレリーフが好きなことに今気がつきました)
≪ラメセス3世の墓≫
メディネト・ハブを建てたラメセス3世の墓。彼の死後、第20王朝は衰退していった。そこから古代エジプト文明は衰退していったため、彼が古代エジプトにおいて最後の権力者だとも言われている。
中に入ると、とても状態のいいレリーフがある。ラメセス9世の墓と似たような状態を保っていた。
そして、途中から先に進めないこの墓。今にも吸い込まれそうな暗闇で終わっている。この先に何があるのか、知りたかったなあ
【メディネト・ハブ(ラメセス3世葬祭殿)】
この遺跡は、ラメセス2世に憧れていたラメセス3世によって建てられた。
彼自身、ラメセス3世というがラメセス2世とは血縁関係はない。
レリーフには、謎の海の民との戦争の内容が描かれていた。彼は2度の戦争に勝利しており、もう一つの戦争はリビュア人との戦いだ。
建物自体は、あまり状態がよくなかった。でも、レリーフの状態はとてもよかった。
特に門の天井部分がきれいだった、色が残っている。直射日光を避けられているからだろうか。
【参加してみて思ったこと・レビュー】
参加してみて、本当に時間がない人にとってはおすすめだと思います。ただ、想像以上に見る時間が少なかった。
ぼーっとレリーフ、遺跡を見つめていたいという人は、別の手段をお勧めします。
それに、お得にはいれる方法もあるので、後日ご紹介しますね
ぴょんす