どうも、ラジオと飲酒が生きがいになっていることを変えたい男です。
チャルメラのバリカタとんこつ味って本当にうまいよね。
今回は、エジプトのお金事情の後編について。
【レストランの観光客価格】
アスワンで夕食を探していた時だった。ルクソールであった日本人と探していた。駅前のレストランは比較的高いイメージだったので、離れたところにあるレストランを探していた。
駅から離れているところに魚料理のレストランを見つけた。店員にメニューを見せてくれと伝え、メニューを手に入れた。そのメニューは英語で書かれていた。しかし、エジプトではアラビア語なのでアラビア語を知らない自分には、英語のメニューが正だと思っていた。
しかし、日本人の友人が言った。『値段が違う。』
それを聞いて、驚いた。アラビア語の数字を読めることもそうだけど(少し暗記すればいい話…)そこに気が付いたことがすごい。それまた結構値段が違う。
二倍か三倍ほどの値段が観光客価格になっている。
超貧乏旅行者の自分にとっては、なかなか痛い値段だった。約800円から1000円。一色でこの値段を使うのは日本でも気が渋る。しかも、海外旅行において一番節約できるのは、食費だと思っている。そして、さらなる夕食探しが始まった…
【お土産屋さんの値段交渉】
これもまた一筋縄ではいかないのがエジプト。
エジプト各地でお土産を買ったが、何とも苦戦したのは忘れられない。カイロではラクダ革サンダル。ルクソールでは、友達のTシャツ。アスワンでは、自分のお土産Tシャツを買った。
東南アジアとは比べ物にならないほど、店員たちはしぶとい。カイロであった実体験を綴っていく。
ラクダ革サンダルを買うためにカイロのハーン・ハリーリ市場に行ったと言っても過言ではない。そして、ラクダ革サンダルだけに焦点を当てて探した。
意外とサクッと見つかる。いくらなの?と聞いてみた。
『ドルとポンド(エジプトの通貨)どっちで払う?』
財布にポンドが少なかったため、ドルで払うことに。それに、るるぶで10ドル程度で買えることは知っていた。(おそらくもっと安く買うこともできるだろう)
でも安さがすべてじゃなく自分が納得した値段で買うことが一番重要。
『コレがほしい。黒のを一つ。いくらするの?』
次に言った一言で驚愕した。
『66USドル』
正直エジプシャンポンドかと思った。それにしても、破格の値段すぎる。
値段交渉すると後が面倒なので、他の店に行こうとすると。
『安くするよ』と。
いや、初めからそうしてくれ…
それでも、きっと高級なのだろうと思ったので聞いてみた。
『これは壊れない?水とか大丈夫なの?』と。
すると、店員は驚きの行動に出た。
サンダルをライターで炙り始めたのである。
しかも、20秒ほど。サーモンだったら、いい炙りサーモンになるところ。
そしていい製品だと言い張る。そうかもしれないけど、耐水なのかを聞いたのに…ww
火と触れ合うことなんてまずないでしょwww
まあそんなことをおもいながら、値段交渉を始めた。
『ガイドブックに約1000円って書いてあったんだけど高すぎない?』と伝えると、
また燃やし始める。いやだから、そこ疑ってないってwww
なぜか伝わらないもどかしさ。『10ドルは安すぎる、20ドルならいいよ』
『10ドルしか払わないよ、絶対に何があっても』
『頼む20ドル』
『ダメ、10ドル』このやり取りを5回ほどして、ダメだったので立ち去った。
すると彼は追いかけてきて『わかった、15ドルでいい』と。
そして譲れない自分。『話聞いてた?10じゃないと買わないって。もう大丈夫だから、バイバイ』
それでも、諦めない。腕をつかまれながら他の店に向かっていた中、このやり取りを5回繰り返してようやく彼は言った。
『わかった、10ドルでいい』
そう、エジプトのお土産屋さんは値切られることを知っているうえに、吹っ掛け方がえぐい。店であまりにかたくなに断っていたので無理かと思った。しかし、超高級そうな店ではなかった。それに最初の一言以降『66ドル』というワードは1度も出てこなかった。
エジプトのお土産屋さんではこのようなことが頻発した。『いくらなら買う?』といって値段を先に言わせることもある。日本人の感覚だと必ず高値を言ってくるのかもしれない。ルクソールでもアスワンでも起こったことなので、意外と普通なのかもしれない。今まで行った国だと出口を出て10メートル以内には店員が駆けつけていたが30~50メートル離れても走ってきてくれる『出張お土産マン』がたくさんいた。
お土産の値段交渉も旅の醍醐味だし、ボッタクられるのも悔しいけどいい思い出。
早く海外行きたいなあ
ぴょんす